竹田市への提言 2009年7月版

2009年7月、私たちは下記のような提案をまとめました。
とても提案書と呼べるものではなく、ただの「目次」または覚書に過ぎませんが。

2009年1月に竹田市で開催された北海道大学観光学高等研究センター教授・佐藤誠先生の講演を聞いて強い感銘を受けました。その影響がこの提案書です。そのときの講演案内のチラシは
画像の説明

佐藤誠先生のネット上の論文は→「美しい村とネオツーリズム」
佐藤先生との出会いがなければ、この提案書は生まれませんでした。
2009年7月、この提案書を持って市長室に出向き、市長とお話させていただきました。


[2009年7月版]竹田市への提言
大自然の恵みを生かして生活習慣病を予防し癒す。

竹田の健康資源を代替療法として統合し
有力な産業として育成するための試案。

1.驚くべき生活習慣病大国・日本
2.自然治癒力・免疫力を高める代替療法
3.欧米先進国は国が代替療法を認め、西洋医学と統合しようとする大きな流れになっています。統合医療は世界的に大きな注目を集めています。
4.アジア各国も国をあげて自国独自の伝統的な代替療法を育成し、健康産業を一大産業として育成しようとしています。それをメディカルツーリズムにも結びつけようとしています。
5.日本はこの分野で著しく遅れをとっており、この遅れが今後、社会的、経済的に大きな国家的損失を招くことになるだろうと警告されています。
6.一方、竹田は代替療法として活用できる豊かな自然資源に恵まれています。これを健康資源・癒し資源として徹底的に掘り起こし統合して「癒しの環境」を整え、竹田の有力な産業として育成しましょう、というのが本提案です。
7.代替療法の多くは、古代文明以来の長い歴史を持っています。そのなかには、自然と調和して健康的に生きることについての知恵、病気を予防する知恵、自分で自分を癒す知恵、家族や友人を癒す知恵、年輪を重ねるごとに知恵を増すような生き方のための知恵、死と正しく向き合う知恵を含んでいます。現代文明が置き忘れていた知恵です。

提案:株式会社エンジェルファーム



添付資料:生活習慣病の概況

病名患者数(推定)出典
糖尿病予備軍を合わせると2210万人
全成人の2割
厚生労働省(2008)
高血圧症有病者3970万人/予備軍1520万人
国民の2人に1人
厚生労働省(2007)
脂質異常症
(高脂血症)
有病者3100万人/予備軍2,000万人厚生労働省(2005)
メタボリック
シンドローム
有病者 1300万人/予備群 1400万人
40歳~74歳でみると男性の2人に1人
女性の5人に1人
厚生労働省(2004)
慢性腎臓病有病者1330万人/予備軍2000万人日本腎臓学会
骨粗しょう症780~1100万人厚生労働省(2004)
痛風有病者30~60万人/予備群500万人日本痛風・核酸代謝学会
頭痛2600万人小林製薬
腰痛1000万人厚生労働省(1998)
肩こり日本人の6割、女性は7割が肩こり
"痛み"を伴う重い肩こりに悩む人は
約1227万人
小林製薬(2008)
睡眠障害
(不眠を含む)
国民の5人に1人国立保険医療科学院
疫学調査(2002)
気分障害
(うつ病を含む)
有病者92万4000人
予備群 5人に1人
厚生労働省
認知症205万人厚生労働省(2005)
緑内障400万人(40歳以上の人に17人に1人
60歳代では13人に1人
70歳以上では8に1人)
日本緑内障学会
水虫2500万人(5人に1人)ジャパン・フット・ウィー
ク(JFW)研究会
薄毛、脱毛症800万人(うち500万人が対処)日刊薬業
アトピー性皮膚炎小学生の4人に1人文部科学省・厚生労働省
人口の10%(株)シードプランニング
花粉症2200万人(株)シードプランニング
喘息400万人足立満医学部教授ほか(2005)
なんらかの
アレルギー疾患
3人に1人(乳幼児28.3%
小中学生32.6%/成人30.6%
厚生労働省


国が病んでいます・・・驚くべき現状です
今の日本人の約三分の二は「生活習慣病」で亡くなっています。
その名の通り、生活習慣を原因とする病である故に、悪い生活習慣が改善されなければ、高度に進化した西洋医学によっても治すことは容易ではありません。

病気や死の原因となる悪い生活習慣とは主に

  • バランスの悪い食生活 肉食中心 野菜不足 栄養過多 砂糖過多 塩分過多 ミネラル不足 ビタミン不足
  • 運動不足 冷暖房 汗をかかない座りっぱなしの生活
  • 過剰なストレス 働き過ぎ 過労 睡眠不足 心配 不自然なものの考え 競争社会 孤独
  • 環境悪化(水・空気の汚染、食品添加物、シックハウス、有害化学物質、電磁波問題、環境ホルモン、有害紫外線)
  • 度をこえた喫煙・飲酒

これはひとりひとりの心の問題、思考の問題、ライフスタイルの問題であると同時に、巨大な社会問題であり国家の一大事です。

対症療法においては極めて優れた西洋医学も、患者さんのライフスタイルや、ものの考え方、社会・経済の問題は専門分野外と言えます。

生活習慣病というのは、もはや痛み止めや消炎剤や抗菌剤を用いて対症療法しただけでは根本解決にならない非常にスケールの大きい多次元的な問題です。
その国の政治、経済、産業、教育、農業、哲学、科学、宗教、芸術、文化、環境、建築・・・あらゆる分野に係わる大問題であり、個人の問題であると同時に文明の問題です。

さて、欧米諸国でも生活習慣病は大きな問題であり、同様の概念があります。

フランス   生活習慣病 maladie de comportement 
アメリカ・イギリス  ライフスタイル病 life-style related disease
ドイツ  文明病 Zivilisationskrankheit
スウェーデン  裕福病 valfardssjukdomar

欧米先進国が代替療法を採用
欧州の先進国は、生活習慣病に対する西洋医学の限界に気づき、約30年前から自然療法や東洋医学、民間療法を西洋医学を補う補完代替療法として政府が認めていくようになりました。

アメリカ合衆国では、約20年前に代替療法を政府が評価する動きが始まり、国が年間400億円を投入して代替療法を研究させています。日本がこの研究に投入しているのは2億円です。

自然療法や東洋医学、民間療法といった代替療法は、それが効くメカニズムの科学的解明がなされていないものの、西洋医学が苦手とする体質改善や免疫力の向上、自然治癒力の向上に役立つことが知られています。また、人間の感情や心、ものの考え方、ライフスタイル、対人関係、気、呼吸、運動、食事、飲み物等が視野に入っており、生活習慣病の根本原因である「生活習慣」の改善に役立ち、したがってそれは優れた予防医学であるとも言えます。

アジア各国も統合医療を推進
欧米先進国のこうした動きを受けて、アジア諸国の場合も、特に中国、韓国、台湾、インド、タイ、マレーシアなどが政府が中心となって代替療法と西洋医学を統合した統合医療の活動を推進しており、国立あるいは公立の「統合医療センター」が開設されています。

中国では中山、韓国では木甫、インドではニューデリーなどに統合医療施設を中心とした健康産業群が配置され、新たな産業の開発が国家レベルで推進されています。すでに新時代型一大産業都市が形成されつつあります。伝統的なハーブ・薬草療法、手技療法、健康食品、健康機器、スパ、アニマルセラピー、教育研修施設、ウェルネスツアー、メディカルツアーなどの展開です。

先月(2009年6月)の最新ニュースですが、中国は今後10数年間で5兆円の巨費を伝統医薬産業と統合医療産業に投入すると発表しました。

中国伝統医薬(漢方医薬)産業の一層の現代化を進め、中国医学と西洋医学がうまく結びついた医療保健システムを構築するため、国は今後10数年間で4千億元を同産業に投入する方針だ。新華社伝。

日本はこの分野で著しく後発国です。この遅れは今後、社会的、経済的に大きな国家的損失を招くことになるかも知れないと危惧されています。



竹田の健康資源を生かし
癒しの環境づくりを。
点と点を結び、癒しの大きな輪に

温泉療法、草原セラピー、森林療法を軸に、食事療法(薬膳料理・ハーブ料理)、ハーブ薬草療法、水療法、サウナ療法、タッチヒーリング、ホースヒーリング、針、灸、マッサージ、アートセラピー、ヨーガ、気功、呼吸法、瞑想、ウォーキング、スロージョギング、サウンドセラピー、園芸療法、癒しの宿等を統合。そこに医療の協力が得られるのが望ましい。

●温泉療法資源
 1.長湯の炭酸泉
 2.長湯・久住・荻の炭酸水素塩泉
 3.竹田・花水月や月のしずく温泉の塩化物泉
 4.赤川温泉の硫黄泉

●草原セラピー
 久住高原から阿蘇山に広がる草原は大阪市の広さに匹敵。
 裸足で歩きたくなる開放感。
 特に眺めの良いエリアを癒しの場として整備。

●食事療法に役立つ健康資源 
 1.荻町のトマト(美肌作用・生活習慣病予防)
 2.竹田大豆
 3.緑豆・緑豆の豆乳
 4.名水豆腐
 5.麦味噌
 6.名水もやし
 7.ヤマメ(ビタミンD・カリウム)
 8.スッポン(コラーゲン)
 9.久住のワイン(ポリフェノール)
 10.長湯のドイツワイン
 11.シイタケ
 12.高品質な豊後牛
 13.高品質な豊後赤鶏・赤卵
 14.山菜
 15.黒米・赤米
 16.鹿肉
 17.猪肉
 18.久住高原ハーブ豚を使用したウインナー・ソーセージ・ハム
 19.プラム

●ハーブ薬草療法として役立つ健康資源
 1.カボス(もともと漢方医が庭に植えていた。良質のクエン酸・ビタミン類)
 2.サフラン(竹田サフランは世界一の品質・眼精疲労にも効く)
 3.名水クレソン(アレルギーに効くとして話題になっています)
 4.ムラサキ草(美肌の薬草・優れた染色剤)
 5.久住花公園のラベンダー
 6.竹(微粒子にして食用・家畜用/竹炭/竹酢液)
 7.祖母山は薬草の宝庫
 8.久住高原の火山灰土を利用した漢方薬栽培の可能性(漢方薬の需要は世界的に大きくなっている)

●ミネラルウォーター
 1.竹田湧水群(美味しい軟水)
 2.長湯温泉マグナ(ミネラル豊富な超硬水)

●ウォーターセラピー
 1.湧水源や滝を癒しの場として整備。
 2.竹田湧水群は九州一の水準・・・「阿蘇山系の湧水」で九州第1位の「名水」と北九州の産業医科大学の評価を受けた湧水(環境省)
 3.利き水・・・竹田に点在する名水を訪ねるコース

●森林療法
 エリアやコースを癒しの場として整備。
 祖母山・神原渓谷・久住連山

●樹の癒し
樹齢500年を超えるような巨樹は独特の気を放っています。案内板の整備。
ドイツでは、ハーブのように樹種によって、それぞれの癒しの力を持っているとされています。
 巨樹を訪ねるコース
 1.籾山八幡社の樹齢1000年といわれる御神木・大ケヤキ
 2.宮砥荒神のイチイガシ・スギ・イチョウ
 3.建男霜凝日子神社のスギ・イチョウ・トチノキ・イチイガシ
 4.吉田八幡社のスギ
 5.横入様のイチョウ・スギ・イチイガシ・ケヤキ
 6.荻神社のイチョウ
 7.日吉神社のイチョウ
 8.城原神社のスギ、モミジカラマツ、タブノキ、ケヤキ、カヤ
 9.緩木神社のスギ

●花療法
 1.久住山のミヤマキリシマ
 2.久住高原のススキ
 3.久住の高原植物
 4.久住花公園
 5.神角寺のシャクナゲ
 6.英雄寺のボタン
 7.おたまや公園の花しょうぶ
 8.菅生のヒガンバナ
 9.田能村竹田旧居跡周辺の桜
 10.大正公園のモミジ

●ウォーキング+温泉療法
「美しい日本の歩きたくなる道500選」社団法人日本ウォーキング協会が、竹田市は次の二カ所を認定しています。竹田のウォーキングルートを独自に選定整備しましょう。
 1.竹田御城下・石橋と入田湧水群を巡るみち
 2.久住高原・北瀧ロマン街道入田湧水群を巡るみち

●日本一のマラソン練習コース+温泉療法
「久住高原クロスカントリー大会」は、阿蘇くじゅう国立公園に属し、久住山、阿蘇山、祖 母・傾山などを望む広大な高原で、竹田市久住町が誇るクロスカントリーコースを舞台に開催されます。
このクロスカントリーコースは、「日本一のマラソン練習コース」として廣島 日出国 (沖電気宮崎陸上競技部)監督の指導のもと、竹田市久住町の村おこしグループ「星草 (ほしくさ)」の会の皆さんが協力してつくりあげた、手づくりのコースです。
雄大な景観が成す大パノラマの中、起伏に富んだ自然のコースで、これまでも、学生さんから実業団などの多くのランナーたちが合宿練習にはげんでいます。

●スロージョギング+温泉療法
歩くぐらいのスピードでジョギングします。ときどき歩いてもOKです。
運動が苦手なひとでも気軽に出来て、疲れない走り方なので楽しく、無理なく長続きします。
生活習慣病(血糖や血圧、尿酸値などの数値が下がる)の改善効果やダイエット効果まであり、脳までいきいきと活性化すると言われています。
竹田をスロージョギングのメッカに!
 スロージョギングのコースを選定、整備。
 1.稲葉川コース。
 2.長湯ダム湖一周コース。
 3.久住高原の日本一のマラソン練習コース

●ヒーリングマッサージ+温泉療法
身体の疲れを癒すだけでなく、イライラの開放やストレスの緩和など、精神的な部分にまで及びます。

●ホースヒーリング
アニマルヒーリングが注目を浴びています。なかでもイルカの不思議な癒しの力が話題 になっているのですが、馬もまたイルカ同様の癒しの力を持っています。そのようなホースヒーリングが長湯と久住に生まれています。

●アートセラピー
 1.TAO 
 2.神楽
 3.竹田薪能
 4.フォークアート(竹工芸、紙細工、絵手紙)
 5.草木染め
 6.陶芸

●園芸療法
植物は人の心を癒したり、穏やかにしたり和ませる力があります。
毎日の水遣りなど、植物を世話し、成長を助ける関係性の中で役割を見出し、充実感、自分の存在感を感じることができます。
植物・園芸活動の特徴や性質を上手に利用し、リハビリテーションや治療、福祉、教育、レクリエーションに使っていきます。
 1.くじゅう花公園  
 2.高齢者福祉施設  
 3.養護施設
 4.「花の道」・・・国道442号線の旧小国街道の旧竹田市から旧久住町に至る道は、地域のひとが花を育て見事。「花道」として、より整備できないか?

●ヨーガ、太極拳、気功、レイキヒーリング
熟練者によるワークショップ。セラピー。
エンジェルファームは、今世界中で大人気のレイキヒーリングを指導できます。

癒しの環境づくりのためのご提案
●エコロジカルな環境保護
 1.「清流石けん」の企画開発 清流宣言
   上流域の責務として川を汚さずに、下流域に。
   竹田市の社会福祉施設等で生産可能
   長野県の社会福祉施設「ねば塾」の石けん生産に学ぶ
  ※ちなみにエンジェルファームも、地球と人に優しい美容石けんとシャンプーを独自に開発して販売しています(アトピーや敏感肌のかたでも安心して使えるスキンケアシリーズ)。
 2.ビオトープ池の整備
 3.多様な生命体との共生 生物多様性を守る
 4.菌類、植物、カエル、鳥、魚類についてインターネットによる情報発信(竹田研究所が蓄積)
 5.竹田天然記念物・・・モリアオガエル、カジカ等
 6.絶滅危惧種の保護
 7.ホタルの育成・・・環境意識を高める

●農業
 1.竹肥料・竹炭利用・竹酢液等の利用で、有機農業を奨励
 2.炭酸水素塩泉の利用(別紙提案)
 3.生ゴミの再利用
 
●畜産
 1.竹飼料 竹炭利用
 2.炭酸水素塩泉の飲泉(別紙提案)

●竹の活用
放置しておくと山が荒れ放題になってしまう困りものの竹ですが、これを有効活用すれば、枯渇することのない夢のような天然資源となります。バイオエネルギー資源としても期待されています。肥料や飼料としての用途もあります。

私たちは福岡県立花町の第三セクター・立花バンブー株式会社が開発した精製竹酢液を自然療法薬・民間療法薬として利用していますが、アトピー性皮膚炎や花粉症に素晴らしい効果をあげています。

竹田市もハイレベルな精製竹酢液の開発をしませんか?
あるいは、立花町のまねをするより、竹の精油を開発しませんか?
まだ竹の精油は開発されていません。そんなに難しいことではないはずですが、まだ竹のエッセンシャルオイルは登場していません。大分大学、九州大学等に協力してもらえば、きっと可能だと思います。
竹のエッセンシャルオイルは世界に売れると思います。竹のない欧米諸国では特に注目を浴びるはずです。

●食育ツーリズムとの連動

●紫草を訪ねるコース
  都と竹田を結ぶ「紫の道」  紫神社と椿神社 

●竹田に関係する文学、芸術をまとめ
 インターネットで発信
・川端康成 与謝野晶子・鉄幹 山頭火 松本清張「詩城のうたびと」
・瀧廉太郎 
・田能村竹田 田能村直入 朝倉文夫の作品

●花水月
  花水月は健康文化館としての役割を果たせないでしょうか?
・ダイエットプログラム+ダイエット御膳
・生活習慣病予防プログラム&生活習慣病対策御膳)
・城下町ウォーキングコース
・稲葉川ウォーキングコース

●医療・福祉の現場にタッチヒーリングを
福祉大国スウェーデン生まれの「タクティールケア」をご存知でしょうか。
今、認知症や末期がん患者に対する精神的苦痛の軽減や疼痛緩和の効果が期待されているケア法です。タクティールとは「触れる」という意味のラテン語。その言葉が示すとおり、看護者や介護者の手で患者の手足や背中を包み込むようになでることにより、脳下垂体から出されるオキシトシンの分泌を促進し、不安症状を取り除いたり、痛みを和らげたりします。スウェーデンでは王族がその普及に努めています。
同様の方法にレイキヒーリングがあります。アメリカではタクティールよりレイキヒーリングが普及しており、医療・福祉の現場で採用されています。

私たちエンジェルファームは、レイキヒーリングやタクティールのようなタッチヒーリングを指導することができます。竹田の医療や福祉の現場に生かしてもらえないでしょうか?エンジェルファームのスタッフの二人は、長く看護師を務め、二人とも介護福祉士養成学校の教師としての経歴があります。医療・福祉・介護の現場を熟知しています。

●人材育成
・医療コンシェルジュ
・温泉療法指導士
・生活習慣病予防士
・笑い療法士
・心身機能活性療法指導士(認知症改善リハビリテーション法)
・野菜ソムリエ
・セラピスト
※講習のための費用の何割かを市が負担するような制度は不可能でしょうか?

●大分代替療法研究所または大分癒しの環境研究所の立ち上げ
専門家と市民と企業と行政と大学によるプロジェクトチーム

代替療法活用による地域活性化モデル例
本提案に類似する企画はないかとネットで探すと、一部の県が、すでに大きなプロジェクトを実行に移していることを知りました。素晴らしい施設です。いずれもハードに巨大な予算を投入しています。しかし、竹田の場合は、自然界がすでに素晴らしい“癒しの環境”になっています。箱モノより、人間力を生かすことが重要だと思われます。人材育成が大きな課題となります。

■メディポリス指宿プロジェクト

■沖縄ウエルネス計画

■阿蘇リフレッシュリゾート

■南飛騨国際健康保養地構想

■とやま健康パーク

■富士山麓ファルマバレー構想・・・HPから引用
「本県は、温暖な気候、温泉、海、山などの豊かな自然環境やみかん、お茶、わさびに 代表される豊富な農林水産物に恵まれています。これらは、本県ならではの地域資源で あるとともに、癒しや健康増進など健康づくりに有効な「健康資源」でもあることから、 これらの資源を積極的に活用し、本県の特色を生かした健康づくりに取り組みます。

また、富士山麓ファルマバレー構想(※)では、健康や老後の生きがいづくりへの関心 の高まりを背景に、伊豆地域の健康資源とリゾート機能を組み合わせたウエルネス産業 の振興を図ることとしているため、健康保養地づくり事業など当該構想を踏まえた事業 を推進します。
・健康保養地づくり事業(ウエルネス産業の振興)
・地場産物を取り入れた健康食開発、普及事業
・都市農村交流事業(農村生活体験交流事業、子ども交流対策事業)
・地場産物を通じた県民との交流促進(食と農のパートナーシップづく」

■統合医療ビレッジ(東京・京都)

■大阪産業創造館「抗疲労・癒しプロジェクト」愛称“疲労バスターズ”
(エンジェルファームは“疲労バスターズ”の会員にしていただきました)

話題
■紫草を育成されている集落のかたから聞いた話。紫草のツアーで京都からみえたかたの ご縁で、ある京都の料亭へシイタケを送っていたが、だんだん送るのが面倒になって、 交流が途絶えてしまったといいます。たいへん惜しいことだと思いました。
 シイタケだけでなく、カボスや山菜、豊後牛、久住ハーブ豚の加工品等を仕入れていた だけたかも知れません。
 京都や大阪の料亭や、自然食レストラン、自然食品店等への流通を考えるべきだと思い ます。
 生産者は、営業・販売まで手がまわりにくい。ホームページを作ってネット通販するの も難しい現状があります。かといって、農協も新規開拓してくれない(カボスのケースのように)。これではせっかく手間暇欠けて素晴らしい生産物をつくっても売り先がないということが起きてきます(起きています)。
 ネット通販を含む企画営業チームが必要だと思います。

■大阪商工会議所主催「買いまっせ!売れ筋商品発掘市」in大阪国際会議場
 通常の商談会とは逆に、買い手企業(大手流通企業等のバイヤー)が展示場のブースで 待機。そのブースに、売り手企業(製造業・卸売業・農林水産業等)が商品を売り込むスタイルの“逆見本市”。

■東京女子医科大学では、「国際統合医科学研究・人材育成拠点の創成」と題するプログラムに基づき国際統合医科学インスティテュート(IREIIMS)が設立され、大学院に統合医科学分野が、また、医療従事者を対象とするチーム制統合医科学育成コースが設立されました。

                               2009/07/09

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